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幕張ベイタウンは、幕張メッセやマリンスタジアムで有名な幕張新都心の南端に位置する8,900戸の住宅地のプロジェクトである。千葉県企業庁をはじめ、公団・公社、民間6事業者が参画して1991年からスタートし、現在も進行中である。
この街の基本理念は、住宅だけに純化された「団地」をつくるのではなく、店舗やオフィスなどが複合された「街」をつくることである。
そのため「開放性」「複合性」「場所性」という3つの空間構成の柱を掲げ、それらを具現化する手だてとして、街路との親密性や一体性をもくろみ、街路に沿って建築を計画する「沿道型建築」を展開している。
曽根幸一がこのプロジェクトに早期から参画していたため、事務所としても様々なかたちでこのプロジェクトに関わった。私も13年間の長きにわたってこのプロジェクトを担当し、事業推進の一翼を担った。
千葉県企業庁の都市計画コンサルタントから、三井不動産グループの担当する住宅街区の配置設計や設計コーディネート、集合住宅や外構の設計・監理、千葉県が整備する歩道橋や道路の土木設計・監理など、「街」をつくるうえで必要となるほとんどの仕事に関わったと言える。 |