石嶋設計室

その他の建築について

クライアントが欲しているモノを重視します

ボクはそれほど我が強い建築家ではありません。こう言ってしまうとポリシーがない建築家なのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。

ボクは「建築家は芸術家でない」と思っているだけです。芸術に機能がないとは言いませんが、少なくとも建築の方が機能性を重視します。

また建築家は多くの場合、クライアントから依頼を受け、クライアントのお金を使って、クライアントが思い描いているイメージを具現化することが仕事です。

クライアントが、「丸が好き」と言えば丸を重視して考えますし、「青が好き」と言えば青も使います。クライアントが描いているイメージを重視することが大事と考えます。

ボクが考えるベストな提案をいたします

しかし、クライアントが思い描いているイメージを実際のかたちに変換する時には、いろいろな要因を総合的に考慮する必要があります。建築基準法など法律からから始まって、計画地や周辺の環境・風土、また経済性、安全性、機能性、耐久性、快適性などです。

例えば、木造の戸建住宅が建ち並び調和のとれた住宅地に鉄筋コンクリート造のマンションを建てれば、街並み景観の観点からすればおかしいですし、むやみやたらとお金をかければ良い建築ができるかといえば必ずしもそうではありません。雨漏りしたらいけませんし、結露だってするでしょう。

クライアントが思い描いているイメージを前提にして、ボクはこれまで培ってきた経験や知識を元にボクが考えるベストな提案をいたします。

じっくり話し合います

ボクの提案は、あくまでボクが考えるベストな提案ですので、クライアントにとってベストであるとは限りません。

だから、納得するまでじっくり話し合い、クライアントが思い描いているイメージを、スケッチやCG、模型などでスタディを重ね、より良いかたちに具現化していきます。

普通の建築を提案します

「どうしても」と言われれば奇をてらったデザインもしますが、基本的にはボクが考える「普通の建築」を提案します。

「普通の建築」とは何か。それはここまで書いてきたことを実践した建築です。

2012.06 石嶋寿和