石嶋設計室

ひなた保育園・つくばみらい

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計画地:茨城県つくばみらい市
用途:企業主導型保育所
定員:30人
敷地面積:784.09m2
建築面積:336.34m2
延床面積:283.90m2
構造:木造
階数:地上1階
ひなた保育園・つくばみらいのHP

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広縁

広縁

保育室

保育室

保育室

保育室

0歳児室

0歳児室

0歳児室

0歳児室

事務室

事務室

ロフト

ロフト

キッチンを見る台

キッチンを見る台

小さな空間

小さな空間

園庭

園庭

園庭

園庭

夜景

夜景

 「ひなた保育園・つくばみらい」は、株式会社アンフィニ様にとって2008年11月に開園した福島県いわき市の「ひなた保育園」に次ぐ2園目の直営保育所である。
 設計にあたっては、800㎡弱と大きな敷地を有効に活用し、園舎と園庭との緊密な関係をつくるための園舎づくりを重視した。
 園舎は北側に寄せて配置し、園庭をできるだけ大きく確保した。園舎には日本家屋の特徴である縁側を用意した。この内でも外でもない中間領域は、子どもたちが園庭での外遊び前のウォーミングアップの場であり、外遊び後のクールダウンの場である。また2.7mの幅を確保したことで、日除けともに、雨天時の遊びの場としても想定している。
 縁側の奧には道路側から事務室、2〜5歳児室、0,1歳児室と並び、さらに奧に水廻りの部屋を配置した。各部屋間を間仕切はガラス貼りで端から端まで見渡すことができる。これはいわき市のひなた保育園同様、園内のどこからでも、誰かが子どもを見守ることができるよう意識したことによる。
 園舎内は山型の梁が徐々にずれていくことで均一感を持ちながら緩やかに変化していく構成とした。また梁の間にランダムに配置した照明がさらに強調した。
 桐材の箱形家具はすべて可動式で、日常的には間仕切代わりに用いて小さなコーナーをつくることができる。また行事時には端に寄せて部屋を大きく使うことも可能である。
 園庭は第一段階として、自然要素を多く取り入れ、四季折々で変化していく設えを施し、シンプルな遊びの要素を取り入れた計画としている。これから先の子どもたちの生活を通して、話し合いを重ねながら「みらいへ向って一歩ずつ育んでいく場」として位置づけている。(撮影:黒住直臣)