石嶋設計室

グローバルキッズ柳沢園

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計画地:東京都西東京市
用途:認可保育所
定員:60人
敷地面積:826.47m2
建築面積:410.75m2
延床面積:405.57m2
構造:木造
階数:地上1階
共同設計:ケイズ空間計画
写真:黒住直臣

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7つのコテージ

7つのコテージ

全景

全景

エントランス前のパブリックな庭

エントランス前のパブリックな庭

中庭

中庭

コテージの間のウッドデッキの庭

コテージの間のウッドデッキの庭

プール遊びやランチができるペイブの庭

プール遊びやランチができるペイブの庭

回廊

回廊

回廊

回廊

回廊から保育室を見る

回廊から保育室を見る

保育室

保育室

畳のある0歳児室

畳のある0歳児室

玄関ホール

玄関ホール

回廊の突き当たりの覗き窓

回廊の突き当たりの覗き窓

中庭の夜景

中庭の夜景

エントランスの夜景

エントランスの夜景

 東京都西東京市の認可保育園の計画。西武柳沢駅前の商店街から一皮入ったところに位置する。周辺は戸建住宅地。そのため建物を大きなかたまりとするのではなく小さなコテージの複合体とした。7つのコテージを回廊でつなぎ、その内側に中庭を抱える。保育室は2コ1で構成。2つの保育室の間に受入室とトイレを設けることで保護者の進入は受入室までとなるため、子どもたちは活動を中断することなく続けることができるようになる。また雑菌を保育室に入れることなく清潔に保つことも可能となる。

 中庭の他にもさまざまな外部空間を用意した。エントランス前には保護者や近隣住民などが憩えるパブリックな庭。調理室の前にはプール遊びやランチができるペイブの庭。0歳児室の前には専用のひなたぼっこの庭。コテージ間のウッドデッキの庭など。これらさまざまな庭と回廊は、年齢の枠を越えた子どもが集う社交場である。

 保育室の内装は、木を多く採り入れた優しい空間とした。ヒノキ羽目板の腰壁に加え、片流れの屋根を支える昇り梁をあらわしとした。梁の間にランダムに仕込まれた照明は梁の間を柔らかく灯す。

 保育室の空調は、子どもの生活領域が低いことに着目し、床からの熱伝導と輻射効果を得る床吹出しの冷暖房を採用した。また過度な冷暖房の運転による夏の冷え過ぎや冬の乾燥を抑えるため、湿度環境を整え子どもにとって最適な環境をつくり出した。