石嶋設計室

グローバルキッズ飯田橋園・飯田橋学童クラブ

全景
計画地:東京都千代田区
用途:認可保育所・学童クラブ
定員:保育所138人、学童クラブ60人
延床面積:保育所1,034.25m2、
     園庭296.54m2、
     学童クラブ280.84m2

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全景

全景

砂場

砂場

大きな積み木

大きな積み木

レンガ壁、

レンガ壁

ジャングルジム*

ジャングルジム

回廊

回廊

レンガ積みワークショップ

レンガ積みワークショップ

保育室

保育室

学童クラブ

学童クラブ

 都心居住が進む東京都千代田区にある4階建3,000㎡弱の既存事務所ビルを1棟丸ごと学童クラブ、保育所、室内園庭、保育所運営会社の事務所に改修する計画である。
 3階の保育所は腰高の家具で仕切ったワンルームタイプの間取り。各保育室が面する隣地境側の開口部は、隣地境界線からの離れが2m程度で、建築基準法上の採光はゼロであり、採光面が道路側に限られるため、4,5歳児室と3歳児室の境目に大きな引戸を設け、2室1室として採光を確保した。
 幼少期の心身の発達には、生活の中で繰り返される遊びを通じて、環境を介した身体的な学びを経験する場としての「園庭」が重要であるが、保育所の設置基準では公園が近くにあれば園庭は必須ではなく、特に都心では園庭がない保育所が多い。さらに多くの公園では禁止事項の羅列等、遊びに窮屈さを強いており、これらが外遊びを遠のかせ、ストレスの発散の機会の減少や身体能力の低下を加速させている。そこで子どもたちが自由に遊べる室内園庭を2階につくることとした。
 園庭は2つのエリアで構成した。起伏のある人工芝エリアは地面の隆起が丘や砂場となる。一方デッキエリアは、夏はプール、それ以外の季節はブランコやボール遊びの場とした。床は防水しゴムチップ舗装とした。よじのぼれるレンガ壁、鉄棒、登り棒、鉄の木、ジャングルジム、大きな積み木等、子どもたちのアクティビティを誘発する仕掛けを至る所に配した。竣工間際には、年長さんととのワークショップで足洗い場をつくった。一緒に園庭をつくることで「自分たちの園庭」という愛着心が芽生え、今後ここで繰り広げられる活動が子どもたちにとっての原風景となってもらえれば幸いである。(撮影:黒住直臣)