石嶋設計室

明日葉保育園長津田園

小高い丘の上に建つ
計画地:神奈川県横浜市
用途:認可保育所
定員:60人
敷地面積:713.98m2
建築面積:264.38m2
延床面積:487.98m2
階数:地上2階
構造:鉄骨造
外装設計監理:大和ハウス工業
内装設計監理・外装監修:石嶋設計室

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小高い丘の上に建つ

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段々畑のある園庭と駅方面から来る子どもたちをお迎えするデザイン

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ホール

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勾配天井の2階保育室

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アクセントカラーの壁はチョークボードペイント塗

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アクセントウォールの周りは子どもたちの回遊動線

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1階は乳児のフロア。

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床の下がった絵本コーナーと階段下のおとぎの部屋

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JR横浜線が見えるピクチャーウィンドウ

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パパママをお迎えする地窓

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滑り台のあるステージ

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子どもたちの覗き窓

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階段下のおとぎの部屋

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欄間に設置した間接照明はお昼寝時に利用

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パパママをお迎えする高さの低い窓

横浜市緑区の認可保育所の計画。計画地は戸建住宅地の縁で小高い丘の上である。南側隣地が下がっているため、日当たりや見晴らしが良い。さらに目の前にはJR横浜線や国道246号線がよく見え、保育園に相応しい敷地である。

建物は鉄骨造2階建。1階は0,1歳の乳児室、2階は2〜5歳の幼児室を中心に構成した。1階南側に面した乳児室は掃き出し窓を開ければ、ひなたぼっこができる乳児用の園庭とつながる。一方、避難用でもある屋外階段をゆったりつくることで、2階の幼児が1階を経由することなく、直接、園庭に出られるようにした。

1階にはホールを設けた。調理室が面し、その前には子どもキッチンを設置した。給食サービスを提供する施主が提唱する食育の場を用意した。また1歳児室との間は大きな引戸で仕切られ、開放すれば、お遊戯会など大きな行事への対応も可能である。
2階は回遊性を重視した。アクセントカラーを塗ったトイレ周りの建具を開け放せば、3つの保育室と廊下はワンルームとなる。トイレの角を丸めることで子どもの回遊動線を誘発することを目論んだ。また欄間を開放したことで、片流れの天井を強調するとともに、隣の保育室での活動を感じられるようにした。
さまざまな保育活動に適応できるよう、小さなスペースも重視している。1階には床が下がった絵本コーナーと階段下のおとぎの部屋、2階には滑り台があるステージを用意した。

外観は、黒い逆L字型の屋根・壁と淡色の塗り壁で対比的に構成した。駅方面からの利用者の動線をお迎えするように構えている。また内外のランダムな開口は、子どもたちにいろいろな景色を提供するとともに、季節や時間の変化を教える機能も有している。