石嶋設計室

和美嬰童国際幼児園

ホール全景
計画地:中国天津市
用途:保育所
延床面積:約700m2
所在階:1,2階
和美嬰童国際幼児園のHP

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保育室

保育室

保育室

保育室

保育室

保育室

ランチルーム

ランチルーム

ランチルーム

ランチルーム

ホール

ホール

ホール

ホール

園庭

園庭

外観(担当外)

外観(担当外)

 中国天津市の保育園の計画。新市街に位置する住宅地内の既存オフィスの内装改修である。
 現在中国では、3歳児以上を対象にした幼稚園しかなく、0〜2歳児は母親か祖父母が子育てするのが一般的である。しかし母親の子育て経験の不足や、祖父母による一世代前の子育ての考え方の違い等により、家庭内のトラブルが頻発し社会問題化してきている。施主はこれを早急に解決するためには、0歳児からの保育園の運営実績が長い日本に学ぶことが最良と判断し、私たちに設計の依頼があった。
 建物は、地上2階地下1階で、中央に2層吹抜がある。施主からの要望は、「PM2.5等による空気質の悪化で外遊びが厳しいため室内園庭をつくりたい」とのこと。私たちは中央の吹抜部分に人工芝の築山、小さなすべり台、ジャングルジムをつくった。さらに2階から降りるチューブスライダーを設置して立体的な室内園庭をつくった。
 室内園庭を中心に、1階には2歳以上児室を、2階に0、1歳児室を配置した。保育室は子どもの生活の場であるため落ち着いて過ごせるよう、フローリングの床、腰壁、白い壁天井で構成した。
 地下には軽運動やリトミック等、多目的に利用できるランチコーナーを設けた。調理室を隣接させることで子どもに調理の過程を見えるようにし、子どもたちの「食」への意識を高めている。カラフルな円形の照明をランダムに設置することで保育室とは異なる楽しげな空間とした。
 短い時間であっても有意義な外遊びを子どもに提供できるよう園庭もしっかりと設えた。床には人工芝を敷き詰め安全性を確保しつつ、保育室からの避難を兼ねたウッドデッキには変化のある階段を設け、それを上下することで子どもたちの身体的な発達を促した。Photo by Naoomi Kurozumi