設計コンセプト
才能育英会は、流山おおたかの森駅に開校した小学校受験塾です。小学校受験では、知識だけでなく、自ら考え、表現し、挑戦する力を育むことが大切です。本計画では、「学ぶ楽しさ」や「思考力・表現力を育む」という教育理念を建築にも反映し、子どもたちが知的好奇心を育み、自ら学ぶ喜びを感じられる教育環境を目指しました。
施設全体は木の素材感を生かした温かみのあるインテリアで統一し、アール壁や木天井などのやわらかなデザインを取り入れることで、緊張感を和らげ、子どもたちが自然体で学びに向き合える空間を実現しました。
ライブラリー
待合スペースは、授業を待つための場所ではなく、子どもと保護者が学びに触れるライブラリーとして計画しました。壁一面の絵本棚には絵本や図鑑、小学校の案内などを並べ、知育玩具や教材を展示するシェルフも設置。授業の前後にも学びや発見が広がる空間としています。反対側にはアール壁と飾り棚を設け、季節の花や小物を飾ることで、子どもたちや保護者を温かく迎え入れる空間としました。
教室・少人数教室
教室は、2室を可動間仕切によって一体利用できる構成とし、少人数授業から合同授業まで柔軟に対応できる計画としました。
また、小学校受験では、運動や行動観察も重要なプログラムです。そのため、床にはクッション性の高い床材を採用し、子どもたちが安全に身体を動かせる環境を整えています。大型モニターも備え、多様な授業に対応できる教室としました。
少人数教室は、個別指導や保護者との面談にも利用できる多目的な空間です。ブルーのアクセントウォールを取り入れ、落ち着いて対話できる環境を整えました。
廊下・身だしなみ
廊下は、学びへ向かう気持ちを切り替える空間として計画しました。突き当たりにはアーチ壁とアートを設け、期待感のある動線を演出しています。また、手洗いの脇には姿見を設け、自ら身だしなみを確認できるようにしました。小学校受験で大切な礼儀や生活習慣を、日々の行動の中で自然に身につけられるよう配慮しています。
まとめ
本計画では、ライブラリーや可変性のある教室、少人数教室、廊下など、それぞれの空間に役割を持たせることで、学びを教室だけでなく施設全体へと広げる環境を計画しました。
木の素材感ややわらかなデザイン、照明や家具を一体的に計画することで、子どもたちが前向きな気持ちで学び、挑戦し、成長できる教育環境を実現しました。
私たちが大切にしていること
私たちは、保育園・幼稚園・認定こども園など、それぞれの子ども施設が大切にする保育や教育の考え方を建築としてかたちにし、子どもたちの豊かな成長を支える環境づくりに取り組んでいます。
| 計画地 | 千葉県流山市 |
|---|---|
| 用途 | 小学校受験塾 |
| 延床面積 | 108.72m2 |
| 所在階 | 2階 |









