「グルグル巡る」が止まらない室内の庭

駅前子育て広場 わんぱくステーション(竣工:2016年7月)

駅前子育て広場 わんぱくステーション_芝の丘の周りをグルグル回る

 駅前子育て広場 わんぱくステーション(当時:子育て広場 駅前ヤンチャ森)は、JR宇都宮線古河駅前にある、子育て支援施設の内装改修の計画です。

 新築時はパチンコ屋でしたが、退去後に古河市が建物を買い取って、しばらくは観光案内所として利用されてきましたが、駅前で利便性が高いことから、子育て支援室へ内装改修を行うこととなり、市内の設計事務所で子ども施設を多く手がけている弊社に声がかかりました。

 平面は大きな遊戯室を中心に据え、一方に子育て支援室、もう一方に一時保育室をレイアウトしました。また子どもが籠もることができる小さな読書コーナー、簡単な洗い物やミルクをつくることができる調乳室も設けました。

 240㎡ある遊戯室は室内の庭としました。うねった人工芝の丘を中央に設け、その内側にボールプールとパーゴラをもったテラスを配置し、周囲にはグルグル回遊できる園路を巡らしました。途中にはテラスへのバリアフリー経路を兼ねたデッキのスロープやフリーフォールを設け、単調な回遊にならないようアクセントを与えました。

 子育て支援室は、遊戯室とは対比的にフラットなスペースとして多目的に利用できるスペースとしました。

 もう一方の一時保育室は、シナベニヤの腰壁と白いビニールクロスで構成し、絵本やおもちゃ、保育士の飾り付け等が映えるよう背景に徹しました。また一時保育室と遊戯室の間は大きなガラスばりとして視覚的に連続させ、相互に遊んでいる姿が見えるようにしました。

 

芝の丘の内側はボールプール、周囲は回遊動線

パーゴラとテラス

すべり台とボールプール

フリーフォール

多目的に利用できる子育て支援室

一時保育室

建築主 古河市
計画地 茨城県古河市
用途 子育て支援施設
延床面積 520.00m2
所在階 1階

駅前子育て広場 わんぱくステーション