東京都三鷹市の小児科クリニックの計画です。敷地は中央線三鷹駅から徒歩5分ほど、JR中央線の線路敷に面した場所に位置します。また敷地面積が小さく、条例により建物高さは10m以下と定められている敷地でした
クリニックの設計において先生は、耐久性を重視されていたため、3階建の鉄筋コンクリート造を採用することにしました。
また、先生から外観のイメージとして、古いレンガの建物に現代的なガラスのスクリーンが増築された建物の写真を示されました。
私たちはその写真を元にして、アンティークなレンガの塊が、コンクリート打放しの衣を纏ったデザインを提案しました。外壁のレンガがそのまま室内に貫入し、アルミサッシュや木製引戸は、レンガの壁に穿たれ彫りの深い表情としました。一方、打放しの壁と大きなガラスはフラットにおさめ、対比的なデザインとしました。
計画地 | 東京都三鷹市 |
---|---|
用途 | 診療所 |
敷地面積 | 80.18m2 |
建築面積 | 63.55m2 |
延床面積 | 186.65m2 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 3階建 |