地域の歴史を踏まえたレンガの組積造
茨城県某市に計画した道の駅です。計画地周辺は、かつて旧街道の宿場町として栄え、近代には良質なレンガを多く産出していました。こうした地域の歴史を建築に取り込むため、建物をレンガの組積造とすることを考えました。地域の記憶を受け継ぎ、この土地ならではの特色を持つ道の駅を目指した計画です。
人が集まり、催しを受け止める広場
建物は駐車場から少し引いて配置し、来場者を迎えるウェルカム広場を確保しました。朝市やフリーマーケットなど、日常的な催しにも利用できる、にぎわいの生まれる場所です。
一方、建物の奥には、ゆったりとした広場を設けました。こちらは、お祭りなど多くの人が集まる大きなイベントにも対応できる空間です。規模や性格の異なるふたつの広場を設けることで、日常的な利用から特別な催しまで、さまざまな使い方を受け止められる計画としました。
建物を分け、大屋根でつなぐ
施設全体をひとつの大きな建物にまとめるのではなく、機能ごとに大小さまざまな建物に分け、敷地内に分散して配置しました。それぞれの建物を大屋根でつなぐことで、個々の棟が独立しながらも、施設全体としてまとまりのある構成としています。
この構成では、各棟の用途や営業時間に応じて、建物ごとに営業することができます。施設全体を一律に稼働させるのではなく、利用状況に合わせて柔軟に運営できるように考えました。棟ごとの稼働により、運営コストの軽減も図れる計画としました。
| 計画地 | 茨城県某市 |
|---|---|
| 用途 | 道の駅 |
| 階数 | 平屋建 |


