園舎の小さな居場所について想うこと
2026.04.01
園舎の設計において、子どもたちが長い時間を過ごす保育室は、設置基準によって子ども1人あたりの面積が定められているため、住宅と比べると必然的に大きな空間になります。
しかし、子どもにとって居心地のよい空間は、必ずしも大きいものとは限りません。むしろ、自分の身体感覚に近い狭い空間の方が、安心して過ごせる居場所となることが多いと言われます。例えば、幼い頃に押入の中に入り込んで遊んだり、裏山に自分たちだけの秘密基地をつくって過ごしたりした記憶は、多くの人にとって原風景のひとつではないでしょうか。そうした包まれるような小さな場所は、外界から少し距離を取りながら、自分の世界に没頭できる安心感をもたらしてくれます。
このような感覚は、園舎づくりにも通じるものがあります。壁や天井に囲まれた適度な狭い空間は、自分の居場所を認識しやすく、落ち着いて遊びや活動に向き合うことができますので、子どもたちの主体的な行動を自然と引き出します。
また、空間が狭くなることで、人や物との距離が近くなります。友だちの遊びの様子が視覚的・身体的に伝わりやすくなり、遊びのまねや関わりが生まれ、子どもたちの活動はより活発化します。
このコラムでは、このような子どもの行動特性を手がかりに、大きな空間の中に子どもたちの小さな居場所をどのように盛り込み、子どもたちの多様な活動を引き出す環境をつくっているのかについてご紹介します。
1.ロフト
ロフトは建築用語では屋根裏部屋を指しますが、子どもたちにとっては魅力的な場所のひとつです。小屋裏には、梁など屋根を支える骨組みや屋根の勾配がそのまま現れます。これらは空間に制約を与える存在ですが、均質ではないその形状が、かえって空間に豊かな表情を生み出します。
高さの違いや陰影、身体をかがめたり、くぐったりする体験が重なり合うことで、ロフトは子どもたちにとって発見と想像を誘発する場となっていきます。
また、園舎全体を上から見下ろすことのできるロフトは、日常とは異なる視点をもたらし、子どもたちにとって特別な居場所となります。少し高いところから周囲を眺める体験は、空間への理解や好奇心を自然に育む、心地よい小さな居場所となるのです。
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1−1.ロフトはもうひとつの保育室
認定こども園さくらでは、天井高を必要としないトイレの上部に、換気ダクトを避けるようにしてロフトを設けました。
おもちゃや絵本が常備されており、そこは保育室とは少し異なる時間が流れている場所となりました。高さを抑えたスケール感が、子どもたちにとってのもうひとつの保育室を生み出しています。

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1−2.天窓とロフト
わんぱくすまいる保育園のロフト(写真2)は「お泊まり保育で、子どもたちと星空を見たい」という園長先生の想いから生まれました。455mmピッチで並ぶ化粧垂木の隙間から、やわらかな光と夜空の気配がにじみ、静かに過ごすための特別な場所となっています。
一方、グローバルキッズ狛江園のロフト(写真3)は、遊戯室の上に浮かぶネットの床です。ボルダリングを登りきった先にたどり着くその場所は、身体を使った遊びのゴールとなります。足元に広がる浮遊感と、天窓から降り注ぐ光がネットをすり抜けて下へとこぼれ落ち、上下の空間をひとつの体験として結びつけています。
このようにロフトは、静かに過ごす居場所にも、身体的な遊びの舞台にもなり得ます。用途や空間構成に応じて性格を与えることで、子どもたちの多様な体験を受け止める場としています。


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1−3.ロフトの柵は木製縦格子
ロフトからの転落は重大な事故につながるため、柵は高い安全性を確保した堅牢な仕様としています。一方で、ロフト専用のエアコンを設置することは過剰ですので、下階と空気が循環するよう木製格子を採用し、設備に頼りすぎない合理的な環境制御を図っています。
わんぱくすまいる保育園で採用した横格子(写真2)は、空間に落ち着きを与える一方で、下への視線をやや遮る側面がありました。この経験を踏まえ、以降の計画では縦格子を基本とし、さらにガラスを併用することで、園内全体を気持ちよく見渡せる構成としています。


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1−4.ロフトへの動線は安全が一番
当然ですが、園舎は多くの子どもたちが生活する場所ですので、高い安全性の確保が求めらます。この考え方はロフトへの動線も同様です。
写真16は認定こども園さくら、写真17はわんぱくすまいる保育園におけるロフトへの階段です。戸建住宅のような、はしごや急勾配の階段ではなく、子どもたちが日常的に利用する階段と同じ勾配とすることで、無理なく安全に上り下りできる計画としました。
また、ロフトは子どもが自由に出入りする場所とするのではなく、保育士の誘導のもとでともに使用する空間とすることで、安全性と多様な体験の両立を図っています。


2.階段下の秘密基地
広い敷地に平屋で園舎を計画できれば、保育室と園庭の関係性の面では理想的です。しかし実際には、敷地条件などから2階建となることが多く、都心部では3〜4階建の園舎も珍しくありません。
そこで私たちは、階段下、特に踊り場より下に小さな居場所をつくります。園舎の階高は約3.4〜4.0mであり、踊り場の高さはその中間となる1.7〜2.0m程度です。さらに床スラブの厚さや天井ふところを差し引くと、天井高は1.3〜1.5mとなり、大人にとっては頭をかがめる必要がある空間です。また、階段の幅は1.2m程度ですので、両側をあわせて2.5mほど、子どもたちにとっては、そのスケール感こそが魅力的であり、安心して入り込める特別な小さな居場所、いわば隠れ家のような楽しい空間ができあがります。
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2−1.抜け道がある基地
ホールから2段床を下げた絵本コーナーと子どもたちの基地を一体的に計画しました。
点在する小窓は、視線と気配をホールににじみ出させると同時に、子どもたちが自由に出入りできる抜け道となり、籠もる安心感と動く楽しさを両立しています。

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2−2.落書きの基地
壁・天井全面に黒板塗料を施し、子どもたちの自由な表現を受け止める場としました。
一方で、外光を適切に取り入れることで閉鎖性を和らげ、籠もることと開放することのバランスを図っています。

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2−3.ルーバーに緩やかに包まれた基地
グローバルキッズあざみ野園では、階段からの落下防止を目的とした木製ルーバーで囲まれた、子どもたちのための小さな居場所をつくりました。
ルーバーは空気や視線を適度に通すことで死角を生まないよう配慮し、安全性を確保していると同時に、やわらかく包み込まれるような感覚を生み出し、子どもたちが安心して籠もることのできる場としています。

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2−4.絵本の基地
エントランスに面した開放的な階段下に、絵本の基地となる小さな居場所をつくりました。
照明により絵本の表紙を際立たせ、子どもたちの興味を引き込みながら、落ち着いて籠もれるスケールとし、外部とのゆるやかなつながりを確保しています。

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2−5.レンガのトンネル
アーチ型のトンネルをL型に折れる平面構成とすることで、先が見え隠れする奥行きを生み出しました。
そこに直線的なライン照明を通すことで、子どもたちを奥へ誘う小さな居場所をつくりました。

3.収納の下
階段下と似ていますが、保育室の収納に余裕がある場合には、収納の下部を開放することもあります。保育士の業務は身体的な負担も大きいため、床に置いた物を持ち上げる動作は腰への負担につながります。そこで収納は、使いやすい押入にならい、中段より上部を活用する計画とします。
一方で、その下部に生まれる場所は、子どもたちにとって魅力的な空間となります。少し身体をかがめて入り込むような場所は、安心して過ごせる居場所となります。
保育室に必須の収納と、子どもたちの小さな居場所とを上下に重ね合わせることで、限られた空間内に新たな環境をつくりだしました。


4.柱のふところ
一般に鉄骨造や鉄筋コンクリート造では、壁の厚さに対して柱が大きくなるため、室内の隅に柱型と呼ばれる出っ張り(「出隅」ですみと呼びます)が現れます。出隅は子どもたちが接触するおそれがあるため、園舎の設計においては、できるだけなくしたいものです。
そのため、十分な広さが確保できる保育室や、柱型からの寸法で幅員が決まる廊下では、柱と柱の間に生じる凹部(柱のふところ)にさまざまな要素を組み込むことで、出隅を消します。
私たちは、この柱のふところを単なる余ったスペースとして考えるのではなく、子どもたちの遊びの場として積極的に活かします。少し囲まれたような小さな居場所は、子どもたちにとって落ち着ける場所となり、ときには遊びの場になり、ときには静かに過ごす場になります。
構造から生まれたこの小さな居場所を、日々の保育を豊かにする場へとつなげていきます。
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4−1.くつろぎスペース

遊戯室の柱のふところに、子どもたちが籠もるための小さな居場所が点在させました。園長先生の「籠もって遊べる場所が欲しい」という言葉から生まれた、通称、くつろぎスペースです。
アッパーライトに照らされたおうち型、寝転がれるクッションに包まれた丸型、静かに絵本を開く正方形、黒板塗料を塗った思いのままに描ける台形。
それぞれに異なるかたちと性格を与えることで、子どもたちはその時の気分に応じて場所を選び、自分だけの時間を見つけます。
これらの籠もれる小さな居場所を、開放的な遊戯室の中に点在させることで、動と静が共存する豊かな保育環境を実現しています。
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4−2.ままごとスペース
テーマの異なる、ままごとスペースを設けました。手前には座布団とちゃぶ台を配した和室、中央にはダイニングテーブルとソファを備えたリビングと、それぞれ異なる暮らしの場面を切り取っています。いずれも子どもの身体スケールに合わせてますので、子どもたちは無理なく入り込み、自然と役割を演じたくなる空間となっています。
場面ごとの違いがあることで、遊びに広がりが生まれ、子どもたちはその時々で関係性や物語をつくりながら、ままごと遊びに没頭していきます。

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4−3.彫りの深い窓に挟まれたい
厚みのある壁に、穿つように彫りの深い窓を挿入すると、不思議とその中に身体を差し込みたくなります。
子どもたちはそこに挟まるように身を寄せ、絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりと、それぞれの時間を過ごします。
周囲からほどよく切り取られたその場所は、自然と遊びへの没入を促す小さな居場所となります。


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4−4.お帰りなさいの窓
縦長の窓とは対照的に、床すれすれの位置に背の低い窓を設けることもあります。高さは40〜50cmほど。子どもたちは寝転びながらその中に潜り込み、外の景色をゆっくりと眺めます。視線の高さがぐっと下がることで、いつもの風景もどこか特別なものに感じられます。
さらに、玄関の上にこの窓を設ければ、夕方、パパやママのお迎えを心待ちにしながら外を見つめる、お帰りなさいの窓となります。

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4−5.食育の窓

食育の一環として、調理室に窓を設け、子どもたちに内部の様子を見せる取り組みは広く行われています。しかし実際には、調理台の天板の高さはおよそ80cmあり、その上に窓が設けられるため、年長児であっても顔が出る程度にとどまります。見えるのは鍋の脇や背の高い調理器具だけで、調理の様子そのものを十分に感じ取ることは難しいのが現状です。これは家庭でも同様で、大人の手元は見えても、鍋やフライパンの中までは、抱きかかえられない限り目にすることができません。
しかし本来の食育とは、食材がどのように扱われ、どのような過程を経て料理になるのかを、五感を通して感じ取ることにあります。調理師が食材を洗って、切って、炒めて、煮て、焼いて、盛り付けて…。一連のプロセスを見下ろして体験することは、食への興味や理解を深める大切な機会となります。さらに、調理師と子どもたちの目線が交わることで、つくり手の存在を身近に感じ、食べることへの安心感や感謝の気持ちも自然と育まれていきます。
このような関係性を実現するためには、調理室の床を下げるか、子どもたちの立つ床を上げるかのいずれかの方法が考えられます。しかし前者の場合、ワゴンを使用して配膳を行う際に段差が生じますので、日常の運用に支障が出てしまいます。一方、後者についても、フラットな空間の中に唐突に段差を設けることは、動線の連続性を損ない、子どもたちのつまずきや転倒につながるおそれがあり、安全面での配慮が求められます。
そこで私たちは、柱のふところを活用して子どもたちが立つ床を45cmほど部分的に持ち上げ、調理室全体を見渡せる食育の窓がある小さな居場所をつくります。幅は40cmほど。大人にとっては窮屈ですが、子どもにとってはちょうど良いサイズです。子どもたちは自然とその場所に集まり、調理の過程に見入りながら、食への関心を高め、日々の食事がより豊かな体験へとつながっていきます。



5.園庭・遊具
私たちは、園庭や遊具の計画にあたっては、専門の協力事務所と協働します。これは「餅は餅屋」という考え方から、それぞれの専門性を活かしたものづくりを大切にしています。
基本となるのは、子どもたちがのびのびと遊ぶことのできる、安全で開放的な園庭であり、安全な遊具です。しかしそれだけでなく、保育士が日常的に関わり、ともに過ごす場であるからこそつくれる、適度に囲われた小さな居場所や、籠もることのできる遊具を園庭の中にも効果的に組み込み、子どもたちの遊びや子どもどうしの関わりをより豊かに引き出すことを意図しています。
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5−1.土管と築山
ドラえもんでおなじみの土管(正式名称は「ヒューム管」と言います)は、昭和の空き地には無造作に置かれていました。それも今では昔の話で、土管はもちろんのこと、子どもたちが自由に遊べる空き地そのものが少なくなっています。
土管は、単にくぐり抜けるだけのものではありません。中にとどまって友だちとおしゃべりをするなど、籠もることのできる小さな居場所としても機能していました。
私たちはこうした体験を手がかりに、園庭に土管を取り入れることが多くあります。わんぱくすまいる保育園やあいわ保育園では、さらにその上に土を盛って築山をつくり、周囲を回遊できる動線と、土管や築山を横断するショートカットの動線とを併せ持つ空間を計画しています。回る、抜ける、籠もるといった多様な動きが重なり合うことで、子どもたちはその時々に応じた遊びを見つけていきます。(コト葉LAB.と協働)


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5−2.箱遊具
立華学苑(たちばながくえん)の屋上園庭に設けた箱遊具は、のぼる・くぐる・とどまるといった多様な行為を引き出す、小さな居場所となっています。上にのぼって周囲を見渡す子、トンネルをくぐり抜ける子、中に入り込んで籠もる子と、ひとつの装置の中で異なる過ごし方が同時に生まれます。
一方で、長いトンネルは、身体がすっぽりと包み込まれるようなスケールを持ち、外の開放的な環境とは対照的に、落ち着いて過ごすことのできる場所となっています。低い天井と細長い奥行きは、自然と姿勢や動きを変化させ、子どもたちは四つん這いになりながら奥へと進み、光の差し込む先に向かっていきます。
外での動きのある遊びと、内での籠もる体験が連続することで、園庭の中に多層的な遊びの場が生まれます。開放と包囲、動と静とが行き来する中で、子どもたちはその時々の居場所を見つけながら、遊びをより豊かに展開することができます。(ノハラと協働)


5−3.空に浮かぶ遊具
もともと銭湯であった建物のため、天井の高さを活かし、保育室の壁面に、空に浮かぶ遊具を設置しました。
遊具内部の床にはネットを用いることで、小さな居場所での安心感とともに、足元が透けることで生まれる浮遊感を同時に体験できる場としました。
高い天井を単なる余剰空間とするのではなく、子どもたちの感覚を刺激し、日常に小さな非日常をもたらす装置として活かしています。(コト葉LAB.と協働)


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5−4.階段と併走する遊具
こちらは、もともとスーパーマーケットであった建物の特性を活かし、幅の広い階段の半分を用いて、階段と併走する遊具を計画しました。
複数のテーマを持つ小さなハコを立体的に組み合わせ、それらをつなぐ動線には、ボルタリングやはしご、ロープといった多様なアイテムを採り入れています。上り方や進み方が一様ではない構成とすることで、子どもたちが自らルートを選び取りながら進む、冒険性に富んだ小さな居場所としています。
日常的に利用される階段に寄り添うかたちで、身体を動かしながら空間を体験する仕掛けを重ねることで、移動そのものが遊びへとつながる、豊かな保育の場の形成を目指しました。(コト葉LAB.と協働)


6.キッズルーム
園舎で培ってきた視点を活かし、分譲マンションの集会所においても、立体的なキッズルームの設計をいくつか手がけてきました。
保護者が見守る中で、子どもたちが安全・安心に身体を動かし、自発的に遊びを展開できるような空間づくりを目指しています。
段差やスロープ、籠もれる小さな居場所などを織り交ぜることで、限られた室内空間の中にも多様な身体感覚や遊びの選択肢を生み出し、日常の中にちょっとした冒険性をつくりだしています。
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6−1.3層使いのキッズルーム
幕張アクアテラス KIDS CUBEでは、約25m2の床面積の中に、三層にわたる立体的な空間をつくりました。地上レベルで部屋に入ると、正面には下階へと導く滑り台があり、床下をくぐり抜けると、床に設けた開口からはしごで再び地上レベルへと戻ることができます。さらに上階へは、はしごや吊り橋を介してアクセスする構成です。
このような多様な動線は、単なる移動にとどまらず、上る・下る・くぐる・渡るといった多様な身体的体験を連続的に生み出します。子どもたちは空間を探索しながら、自らルートを選び取り、その都度異なる遊び方を見つけていきます。
限られた面積の中に、多様な動きと小さな居場所を重ねることで、豊かな体験が実現できる場となっています。

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6−2.キッズルームの箱遊具
別のマンションでは、複数の小さな居場所を組み合わせた立体的な遊具を設けました。おうちのように籠もれる場所や、壁の向こう側へと回り込める通路、よじ登ることのできるクライミングウォールなど、それぞれ異なるスケールと性質を持つ空間を連続させました。
子どもたちは、その時々の気分や関心に応じて、くぐる、のぼる、隠れる、覗くといった行為を繰り返しながら、遊具の中を自由に回遊していきます。視線が抜ける部分と、あえて遮られる部分とを織り交ぜることで、籠もる安心感と他者とのつながりが同時に生まれます。
ひとつながりの大きな空間の中に、身体スケールにあわせた小さな居場所を点在させることで、子どもたちの多様な活動や関係性を引き出す場となることを意図しました。

終わりに
ここまで紹介してきた内容は、私がこれまで多くの子ども施設の設計監理に携わる中で培ってきた、いわば我流のノウハウです。園ごとに子どもたちの過ごし方や、小さな居場所に対する考え方は異なりますので、これが唯一の正解であるとは限りません。あくまで、園舎の保育空間を考えるうえでの一つの手がかりとして受け取っていただければ幸いです。
なお、小さな居場所は、見方を変えれば死角にもなり得る空間です。子どもたちにとって魅力的である一方で、事故のリスクをはらむ可能性もあります。そのため、計画にあたっては園と十分に対話を重ね、安全面への配慮と運用のあり方を含めて、丁寧に検討していくことが重要です。
投稿者プロフィール

石嶋寿和(いしじまひさかず)
東京都渋谷区生まれ、茨城県古河市(旧猿島郡総和町)出身。
曽根幸一・環境設計研究所を経て2004年に独立し、個人事務所として石嶋設計室を設立。2006年には株式会社石嶋設計室に改組。 独立後もスタッフ時代に担当していた都市デザインの仕事を続けていたが、たまたま90㎡の保育所の内装設計を依頼され、現在までに新築、改修を問わず、200園以上の子ども施設の建築に携わる。
現在では、子ども施設の建築を通じて培ったノウハウを生かし、幅広く新しい建物を生み出している。
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